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暑さのまだ残る9月6日の日曜日の午後、京都市内中心部から南へ15kmほどの城陽市にある「文化パルク城陽」のパルムホールへ「墨染交響楽団 第6回定期演奏会」を拝聴しにフォトグラファーの三輪さんらと出かけました。
会場の「文化パルク城陽」は、光がふんだんに取り入れられた爽やかな快い空間です。
マチネーコンサートということもあって、沢山の聴衆が来場しておられました。
今回で定期演奏会第6回目ということで、弦楽器、管楽器、打楽器の皆さんのアンサンブルが充実して、心置きなく楽しむことが出来ました。
これも事務局長の西村 浩さんをはじめ、スタッフの方々の手際のよい対応ぶりがオーケストラを支えておられると感じました。
第1曲目は、少人数での「フィガロの結婚」序曲、つづいて同じくモーツァルトの交響曲第25番ト短調が演奏されました。
舞台上の楽器の配置に工夫が凝らされていて、音響面等を考えてのことと思いました。
モーツァルトに限らず、「フィガロの結婚」などの古典的な曲が昨今、速いテンポで「さっ」と演奏されるなか、落ち着いたしっかりとしたテンポで、聴衆にこびることなく曲が進みました。
休憩のあとは、メインのチャイコフスキの交響曲「悲愴」が演奏されました。冒頭ファゴットのソロが理想的なすべり出しを見せ、弦楽器に受け継いでゆきます。
全体に強奏になっても、暖かみのある音色は保たれたまま、第2楽章も軽やかに進んでゆき、第3楽章はリズミカルで、とても訓練されていることが分かりました。それはこの第3楽章が終わるやいなや沸き起こった盛大な拍手が物語っています。私も思わず手を叩かずにいられませんでした。
第4楽章は暗くならず内に秘めた情感が表現されていたと感じました。
「悲愴」がこのように短く感じられたのは、いかに素晴らしい演奏だったか、ということでしょう。
迫真の演奏を終え、お互いを称えあう
コンサートマスターの木村 誠志さん と 指揮者の田中 宗利さん
鳴りやまない拍手にこたえるように、アンコールのエルガー作曲、エニグマ変奏曲より「ニムロド」が演奏され、聴衆に心地よい涼風が贈られました。 (店主)
Photo:三輪 雅敏
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